TECHNOLOGY
FAQ (よくある質問)
QUESTION ( SQ0906084 )
SQL Anywhere .NET データ・プロバイダを使用したアプリケーションで、接続プーリングを使用しているのですが、接続が再利用されません(接続数が増えてしまいます)。
ANSWER
接続プーリングは、同じ接続パラメータを使用した既存の接続がある場合に接続を再利用します。
この時、注意しなければいけないのは、接続パラメータの順序や、大文字小文字などに違いがある場合、接続パラメータの内容が同一であっても別の接続として認識されてしまうことです。
つまり、接続プーリングで使用する接続文字列は厳密に同一である必要があります。
例
以下のような接続文字列を使用した場合、接続プーリングは有効となりません。
(1)パラメータの順序が異なる
“Data Source=ASA 9.0 Sample;UID=DBA;PWD=SQL”
“Data Source=ASA 9.0 Sample;PWD=SQL;UID=DBA”
(2)パラメータの記述で大文字・小文字が異なる
“Data Source=ASA 9.0 Sample;UID=DBA;PWD=SQL”
“Data Source=ASA 9.0 SAMPLE;UID=DBA;PWD=SQL”