Mobile Link サーバは、ODBC 3.5 規格を使用して複数のタイプの統合データベースに接続します。サポートされている一部の統合データベース・タイプでは、専用の iAnywhere Solutions ODBC ドライバーを使用する必要があります。その他の統合データベース・タイプについては、データベース・ベンダが供給するドライバーの使用をおすすめします。iAnywhere Solutions ODBC ドライバーおよび Mobile Link サーバは、SQL Anywhere 12 製品に付属しています。iAnywhere Solutions からODBC ドライバーが提供されていない場合は、別のベンダが提供するODBC ドライバーを使用してください。他のベンダの ODBC ドライバーでは、Mobile Link サーバに必要なオプションの ODBC 機能が一部サポートされない場合があります。
ドライバーのテスト
最初のタイプのテストは、同期化機能を用いた包括的なリグレッションテストです。いくつかの特定のリグレッションテストに失敗しても、失敗した機能に同期化が依存していないかぎり、そのドライバーは引き続き適切である可能性があります。たとえば、失敗した唯一の回帰テストが LONG BINARY データの同期化を対象としている場合は、Mobile Link を使用して LONG BINARY データを同期化していなければ、そのドライバーは引き続き適切である可能性があります。
2 番目のタイプのテストは高負荷テストであり、マルチプロセッサ・コンピュータで実行されているMobile Link サーバと同時に同期している多数のクライアントを含みます。他のベンダのドライバーの中には、複数の同時接続で失敗したり、複数のプロセッサの動作中に高負荷の状況下で失敗するものがあることがわかっています。
推奨ドライバー
テストの結果として、バージョン 12.0.1 の Mobile Link サーバでは次の ODBC ドライバーの使用をおすすめします。
旧バージョンの Mobile Link で問題が発生している場合は、新しいバージョンへのアップグレードを検討してください。旧バージョンはサポート対象外になっている可能性があります。詳細については、こちらを参照してください。
後続の各セクションでは、さまざまなタイプの統合データベースに対する推奨 ODBC ドライバーを示します。一部のケースでは、代替ドライバーも示してあります。下記の統合 DBMS タイプのいずれかをクリックすると、そのタイプの DBMS で Mobile Link を使用する場合の推奨ドライバー情報が表示されます
SQL Anywhere (SA) 11
SQL Anywhere (SA) 11 および 12
Sybase Adaptive Server Enterprise 15.0 および 15.5
Sybase IQ 15.2
Oracle 10g および 11g
Microsoft SQL Server 2005 および 2008
IBM DB2 9.5 および 9.7
MySQL 5.1.3
SQL Anywhere (SA) 12.0.1
ドライバー |
SQL Anywhere 12.0.1 |
バージョン |
12.0.1 |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
なし |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008, 2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 4, 5, 6
SuSE Enterprise Linux 10, 11; SuSE 10
Ubuntu 8.0.4, 10.0.4
kernel/glibcのバージョンが SA Linux サポートマトリックスに記載された範囲はサポート |
Solaris |
9, 10 |
MAC OS X |
10.5, 10.6 (Intel) |
プラス面< |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
なし |
備考 |
なし |
SQL Anywhere (SA) 11.0
ドライバー |
SQL Anywhere 11.0 |
バージョン |
11.0.x |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
なし |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008, 2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 4, 5, 6
SuSE Enterprise Linux 10, 11; SuSE 10
Ubuntu 8.0.4, 10.0.4
kernel/glibcのバージョンが SA Linux サポートマトリックスに記載された範囲はサポート |
Solaris |
9, 10 |
MAC OS X |
10.5, 10.6 (Intel) |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
なし |
備考 |
なし |
Sybase Adaptive Server Enterprise 15.0, 15.5
Sybase Adaptive Server Enterprise 15.5
ドライバー |
Sybase Adaptive Server Enterprise ODBC driver |
バージョン |
15.05.00.1015 (Windows x86 and x64) および Linux 15.05.00.1012 (Linux x86 and x64) – これらのドライバーは、Sybase SDK 15.5 ESD #4 より使用可能です。 |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
なし |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008, 2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 4, 5, 6
SuSE Enterprise 10, 11 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
Linux では、UseCursor=1 を設定すると、同期後に同期テーブルを削除できません。 |
備考 |
- Linuxでは、UseCursor を常にゼロに設定してください。
- ServerInitiatedTransactions は、常にゼロに設定してください。
- いずれかのアップロードおよびダウンロード・スクリプトの where 句に “column_name = NULL” が含まれている場合は、AnsiNull を 1 に設定します
- Linux では、SYBASE 環境変数を ASE SDK1500 のインストール先ディレクトリに設定する必要があります。さもなくば、”Could not load code page for requested charset (要求された文字セットのコード・ページをロードできませんでした)” というエラーが発生します。
- Linuxでは、64-bit Mobile Link サーバーと他のODBC ドライバーは、SQLLEN (ODBCデータタイプ) を64-bit インテジャーとして定義します。しかし、Sybase ASE ODBCドライバーはSQLLEN を32-bit インテジャーとして定義します。DSN for ASE on UNIX に以下のエントリが含まれる場合には、この違いは、iAnywhere ODBCドライバーfor UNIXでハンドルします。
length32=1
64-bit UNIX Mobile Link サーバーfor ASEでは必要です。
- デフォルトでは、Sybase SDK 15.5 ESD #4のASE ODBCドライバーは、アップロードおよびダウンロードストリングの全てのブランクパディングをトリムします。ドライバーがブランクパディングをトリムするのを避けるには、以下の接続パラメーターをMobile Linkサーバー接続ストリングに追加してください:
stripblanks=0
Mobile Link サーバーの接続ストリングは、以下のようになります:
-c “dsn=…;…;stripblanks=0″
|
パーミッション要件 |
- MASTER..SYSTRANSACTIONS でパーミッションを選択する
- Mobile Link サーバーのコマンドライン -cs を使用する場合には、ユーザー IDには、dtm_tm_role ロールが必要
|
Sybase Adaptive Server Enterprise 15.0
c
ドライバー |
Sybase Adaptive Server Enterprise ODBC driver |
バージョン |
Windows 15.05.00.1015 (Windows x86 and x64), Linux 15.05.00.1012 – これらのドライバーは、ASE 15.0 SDK ESD#16 より使用可能です。 |
状況 |
Recommended for use with Mobile Link |
クライアントソフト |
なし |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008, 2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 4, 5, 6
SuSE Enterprise 10, 11 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
Linux では、UseCursor=1 を設定すると、同期後に同期テーブルを削除できません。 |
備考 |
- Linuxでは、UseCursor を常にゼロに設定してください。
- Linuxでは、UseCursor を常にゼロに設定してください。
- いずれかのアップロードおよびダウンロード・スクリプトの where 句に “column_name = NULL” が含まれている場合は、AnsiNull を 1 に設定します。
- Linux では、SYBASE 環境変数を ASE SDK1500 のインストール先ディレクトリに設定する必要があります。さもなくば、”Could not load code page for requested charset (要求された文字セットのコード・ページをロードできませんでした)” というエラーが発生します。
- Linuxでは、64-bit Mobile Link サーバーと他のODBC ドライバーは、SQLLEN (ODBCデータタイプ) を64-bit インテジャーとして定義します。しかし、Sybase ASE ODBC ドライバーはSQLLEN を32-bit インテジャーとして定義します。DSN for ASE on Linux に以下のエントリが含まれる場合には、この違いは、iAnywhere ODBCドライバーfor Linuxでハンドルします。:
length32=1
これは、64-bit Linux Mobile Link サーバーfor ASEで必要です。
- デフォルトでは、Sybase SDK 15.5 ESD #4のASE ODBCドライバーは、アップロードおよびダウンロードストリングの全てのブランクパディングをトリムします。ドライバーがブランクパディングをトリムするのを避けるには、以下の接続パラメーターをMobile Linkサーバー接続ストリングに追加してください:
stripblanks=0
Mobile Link サーバーの接続ストリングは、以下のようになります:
-c “dsn=…;…;stripblanks=0″
|
パーミッション要件 |
- MASTER..SYSTRANSACTIONS でパーミッションを選択する
- Mobile Link サーバーのコマンドライン -cs を使用する場合には、ユーザー IDには、dtm_tm_role ロールが必要
|
Sybase IQ 15.2
ドライバー |
Sybase IQ ODBC driver |
バージョン |
11.00.01.5612 (Windows x64), 11.00.01.5612 (Linux x64) |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
なし |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008, 2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 4, 5, 6
SuSE Enterprise 10, 11 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
None |
備考 |
- WindowsおよびLinuxでは、Sybase IQ 15.2 サーバーで稼動する統合データベースは、64-bit Mobile Link サーバーのみをサポートしています。
- アップロードがIQストアで定義された同期テーブルを変更するデータを含んでいる場合には、またMobile Link サーバーが1以上のコンカレントデータベースワーカースレッドで稼動している場合には、あるいはMobile Link サーバーが現在サーバーファームで稼動している場合には、全アップロードはシリアライズされている必要があります。なぜならば、Sybase IQ 15 サーバーは、あるIQストアのテーブルをある時間に修正するためには単一の接続しか許可しないからです。もし begin_upload 接続スクリプトを含むあるいは以下のSQL文を使用するように書かれていれば、この要求は遂行できます。
LOCK TABLE table_name IN WRITE MODE WAIT time_string
table_name がIQストアで定義されているテーブル名で、time_string テーブルをロックするのに最大時間を与える場合。このテーブルは、以下として定義されているものと同様シンプルにできます。
create table coordinate_upload ( c1 int )
このテーブルはデータを持つ必要はありません。
もしその他のMobile Link サーバーのトランザクションがIQ のテーブルの修正に必要な場合には、tables, これらのトランザクション全てをシリアライズする必要があります。上記で使用されている同じロジックを使用することができます。
このテクニックはMobile Link サーバーが各トランザクションを自動的にリトライするよりも効果的で、パフォーマンスも良いと考えられています。
- QAnywhere は、Sybase IQ 15.2をサポートしていません。
|
パーミッション要件 |
Mobile Linkサーバーで、ダウンロードにスナップショットアイソレーションを使用する場合には、EXECUTE on SP_IQTRANSACTION のパーミッションが必要 |
Oracle 10g,11g
Oracle 10g
ドライバー |
iAnywhere Solutions 12 – Oracle ODBC Driver
|
バージョン |
12.00.01 |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
Oracle 10g client |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008, 2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 4, 5
SuSE Enterprise Linux 10, 11 |
Solaris |
9, 10 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
None |
備考 |
- このドライバーを使用する前に、Oracle 10g クライアントをインストールする必要があります。このドライバーをロードするためには、クライアントライブラリを、LD_LIBRARY_PATH ( Linux, Solaris) あるいは LIBPATH( AIX )に設定する必要があります。
- WindowsのDSN 設定またはLinux とUnix .odbc.iniにあるSIDは、 $ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.ora に定義されているOracle TNS サービス名です。
- Windowsでの「プロシージャは結果を返す」あるいはLinux と UnixProcResults のデフォルト設定は「no」になっています。
- REF CURSORを返すストアドプロシージャーを使用している場合にはREF CURSOR パラメーター (OUT あるいは IN OUTのどちらか) をストアドプロシージャーのパラメーターリストの中の最後のパラメーターとして定義する必要があります。
|
パーミッション要件 |
- EXECUTE on SYS.DBMS_UTILITY のパーミッション- Mobile Link がデータベースがOracle RACで稼動しているか判断するために必要
- SELECT from SYS.GV_$TRANSACTION のパーミッション- Mobile Link サーバーが TIMESTAMP ベースのダウンロードを行うために必要
- SELECT from SYS.V_$SESSION のパーミッション- Mobile Link サーバーが現行のセッションのSID と SERIAL# 値を確定するために必要
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Oracle 11g
ドライバー |
iAnywhere Solutions 12 – Oracle ODBC Driver
|
バージョン |
12.00.01 |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
Oracle 11g client |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008, 2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 4, 5
SuSE Enterprise Linux 10, 11 |
Solaris |
9, 10 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
None |
備考 |
- このドライバーを使用する前に、Oracle 11g クライアントをインストールする必要があります。このドライバーをロードするには、Oracle クライアントライブラリーをLD_LIBRARY_PATH (Linux, Solaris) あるいは LIBPATH (AIX)に設定する必要があります。
- WindowsのDSN 設定またはLinux とUnix .odbc.iniにあるSIDは、 $ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.ora に定義されているOracle TNS サービス名です。
- Windowsでの「プロシージャーは結果を返す あるいはVARRAY パラメーターを使用する」あるいはLinux と UnixProcResults のデフォルト設定は「no」になっています。
- REF CURSORを返すストアドプロシージャーを使用している場合には、REF CURSOR パラメーター (OUT あるいは IN OUT のどちらか) は、ストアドプロシージャーのパラメーターリストの最後のパラメーターと定義する必要があります。
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パーミッション要件 |
- EXECUTE on SYS.DBMS_UTILITY のパーミッション- Mobile Link がデータベースがOracle RACで稼動しているか判断するために必要
- SELECT from SYS.GV_$TRANSACTION のパーミッション- Mobile Link サーバーが TIMESTAMP ベースのダウンロードを行うために必要
- SELECT from SYS.V_$SESSION のパーミッション- Mobile Link サーバーが現行のセッションのSID と SERIAL# 値を確定するために必要
|
Microsoft SQL Server 2005, 2008
重要: SQL Serverのどのバージョンでも、 「SET NOCOUNT ON」を、どのストアドプロシージャーでも最初の文あるいは、ODBC経由で実行されるSQL バッチとして特定する必要があります。このオプションなしでは、「number of rows affected」メッセージが、各分の実行ごとにMobile Linkに送信されます。比較的大きなインサート、アップデート、セレクトを文中に実行する場合には、これらのメッセージは、ネットワークのバッファーを一杯にして、データが失われたという跡もなくデータが失われてしまいます!
Microsoft SQL Server 2005
ドライバー |
Microsoft SQL ネイティブクライアント ODBC ドライバー |
バージョン |
2005.90.xxxx.00 |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
なし |
OS |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
なし |
備考 |
ODBC を介して実行されるストアド・プロシージャおよびバッチの先頭には、”SET NOCOUNT ON” を必ず置いてください。 |
パーミッション要件 |
- VIEW SERVER STATEのパーミッション
- SELECT from SYS.DATABASES のパーミッション
|
Microsoft SQL Server 2008
ドライバー |
Microsoft SQL ネイティブクライアント ODBC ドライバー |
バージョン |
2009.100.xxxx.xx |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
なし |
OS |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008,2008 R2 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
なし |
備考 |
ODBC を介して実行されるストアド・プロシージャおよびバッチの先頭には、”SET NOCOUNT ON” を必ず置いてください。 |
パーミッション要件 |
- VIEW SERVER STATE のパーミッション
- SELECT from SYS.DATABASES のパーミッション
|
IBM DB2 9.5, 9.7
重要:
- Mobile Link はWindows DB2 のみサポートしています。DB2 AS/400 はサポートしていません。
- Any Mobile Link 同期で使用されているDB2 Java ストアドプロシージャーは、常に、すぐにOFFの自動コミットをセットする必要があります。例: getConnection.setAutoCommit(false) を使用する
IBM DB2 9.5
ドライバー |
IBM DB2 ODBC Driver |
バージョン |
9.05.600.463 (Win32, 64) – これらのドライバーは、DB2 FixPack 6. 09.05.0006 (UNIX)から入手可能です。 |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
DB2 UDB Client 9.5 |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008, 2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 4, 5
SuSE Enterprise Linux 10, 11
Ubuntu 8.0.4 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
なし |
備考 |
- サポートOSについては http://www-306.ibm.com/software/data/db2/9/sysreqs.html (このリンクはIBM社によって変更される場合があります)を参照して下さい。
- Linuxでは、db2profileを入手して DB2 環境変数をエクスポートする必要があります。db2profileは、DB2 インストールのホーム・ディレクトリにあります。
- 高負荷テストには、LOCKLISTおよびAPPLHEAPSZという 2 つのデータベース設定パラメータを変更する必要があります。LOCKLISTは500、APPLHEAPSZは 1024 に設定してください。
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IBM DB2 9.7
ドライバー |
IBM DB2 ODBC Driver |
バージョン |
9.07.300.291 (Win32 and 64) – これらのドライバーは、DB2 9.7 FixPack3から入手可能です。 |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
DB2 UDB Client 9.7 |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008,2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 5
SuSE Enterprise Linux 10, 11
Ubuntu 8.0.4, 10.0.4 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
なし |
備考 |
- ODBC ドライバーのバージョンは9.0.7.xxxx である必要があります。. Older versions of the IBM DB2 ODBC ドライバーの以前のバージョンは、Mobile Link サーバーからDB2 9.7 データベースへの呼びかけには使用できません。データの不一致が発生します。
- タイムスタンプベースのダウンロードを使用しており、download_cursor と/あるいは download_delete_cursor スクリプトのいずれかがストアドプロシージャーのコールに実装されている場合には、DB2 統合データベースサーバーは、設定パラメーターConcurrentAccessResolution を 2 (Wait for outcome)にして実行するか、あるいは以下のSQL コマンドを実行する必要があります:CALL SET_ROUTINE_OPTS(GET_ROUTINE_OPTS() || ‘CONCURRENTACCESSRESOLUTION WAIT FOR OUTCOME’download_cursor と/あるいは download_delete_cursor のストアドプロシージャーを作る前にスクリプトが必要です。download cursor結果を変更してコミットされていないオペレーションがある場合には、DB2 データベースサーバーは block the download cursors をブロックします。 それをしなくとも、新しいデータは、リモートデータベースに対してダウンロードされないこともあり、データの不一致が発生します。
- Oracleの互換性機能が使えるようになっている場合には、DB2 はOracle データタイプの一部、DATE, VARCHAR2, NUMBERはサポートします。これらのデータタイプはOracleデータベースのものと同様な動作をします。DB2 と SQL Anywhere/Ultra Light間の互換データタイプの詳細なマッピングは、 Mobile Link リファレンス 章chapter in the Mobile Link サーバー管理 のマニュアルの Mobile Link リファレンス 章を参照してください。
- サポートOSについては http://www-306.ibm.com/software/data/db2/9/sysreqs.html (このリンクはIBM社によって変更される場合があります)を参照して下さい。
- Linuxでは、db2profileを入手して DB2 環境変数をエクスポートする必要があります。db2profileは、DB2 インストールのホーム・ディレクトリにあります。
- 高負荷テストには、LOCKLISTおよびAPPLHEAPSZという 2 つのデータベース設定パラメータを変更する必要があります。LOCKLISTは500、APPLHEAPSZは 1024 に設定してください。
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MySQL 5.1.3
ドライバー |
MySQL ODBC driver |
バージョン |
5.01.06.00 (Win32, 64), 05.01.0006 (Linux32, 64). |
状況 |
Mobile Linkでの使用を推奨します |
クライアントソフト |
なし |
OS |
Windows |
XP, Vista, 7, Server 2003, Server 2008, 2008 R2 |
Linux |
Redhat Enterprise Linux 4, 5
SuSE Enterprise Linux 10, 11
Ubuntu 8.0.4, 10.0.4 |
プラス面 |
全てのテストにパス |
マイナス面 |
なし |
備考 |
- ストレージエンジン:MySQL は、MySQL サーバーの中にストレージエンジン一式を備えていますが、ストレージエンジンは、ACID 準拠のものもあれば、準拠でないものもあります。Mobile Link サーバーにはACID準拠のストレージエンジンが必要です。例えば、InnoDB, Falconなどです。デフォルトのストレージエンジンがACID準拠のものであることを確認してください。 デフォルトのストレージエンジンがACID準拠のものでない場合、 全てのall the MobiLink サーバーのシステム・テーブルが、ACID準拠のストレージエンジンを使用して生成されていることを確認してください。
- ストアドプロシージャー:MySQL ODBC ドライバーは、ストアドプロシージャーの呼び出しのinout やout パラメーターをサポートしていません。そのため、inoutのパラメーターが必要なプロシージャーは、全て、out valueを返す機能として書かれている必要があります。Mobile Linkサーバーのinout パラメーターを必要とするイベントは、例えば、authenticate_user, handle_error, modify_userなどは、セレクト文を使用して実行される機能として搭載されている必要があります。例えば:
select function_name( ?, ?, ?, … )
。 { call function_name( ?, ?, ?, … ) }ではなく。これにより、Mobile Linkサーバーは、返された値を適切に受けることができます。Mobile Linkサーバーのスクリプトがネームドパラメーターを使用する場合には、スクリプトの実行後は、パラメーターは変更されません。ユーザー定義のネームドパラメーター、 例 {ml u.my_var} は、サポートしていません。
- カーソルスクリプト:The upload_fetch, download_cursor, or download_delete_cursor のイベントは、セレクト文として書かれている場合があります。Mobile Linkサーバーは、セレクト文の実行には、リードコミット アイソレーションレベルを使用します。しかしながら、リードコミット アイソレーションでは、MySQL ODBCドライバーは、 driver may allow the Mobile Linkサーバーがコミットしていないオペレーション(インサート、アップデート、デリート)を読むことを許してしまう場合もあります。そのため、この動作の場合には、同期データは、統合データベースとリモートデータベースで一貫しないこともあります。この問題は、MySQLへは報告済みです。この問題のワークアラウンドとしては、全セレクト文のupload_fetch, download_cursor, download_delete_cursorイベントは「lock in share mode」文を含んでいる必要があります。例えば、download_cursorスクリプトは、これがセレクト文であれば、以下のように書かれている必要があります:select col1, col2, …, coln from a_sync_table where last_modified > ? … lock in share mode
「lock in share mode」文では、セレクト文は、同じテーブルの他の接続によるコミットされないオペレーションでブロックされてしまいます。そのため、アップロードの更新とダウンロードのデータは、統合データベースとリモートデータベースで、一貫しています
- Linux プラットフォーム:Linux上のODBC設定ファイルの特定方法には2種類あります::a) ODBC.INI (ファイル名はアッパーケース)ファイルあるいは、symbolic link ODBC.INI を現在のユーザーのホームディレクトリーに置きます;
b) 環境変数 ODBCINI を生成し、実際のODBC設定ファイルにポイントアウトし、この環境変数を設定します。UNIX上のMySQLのDNSのサンプルは
[a_mysql_dsn]
Driver=full_path/libmyodbc5.so
server=host_name
uid=user_name
pwd=user_password
database=database_name
- QAnywhere サポート:QAnywhere は、MySQL サーバー上で稼動している統合データベースはサポートしていません。
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