SAP SQL Anywhere で BIT VARYING データ型を使用する
この記事のオリジナルは、Glenn Paulley が sybase.com に 2009 年 7 月 に掲載したものです。その中で、Glenn は、SQL Anywhere における VARBIT データ型について解説しています。
ANSI/ISO 標準 SQL では、SQL:2003 から正式にBIT
と BIT VARYING
データ型が外されました。BIT_LENGTH()
関数を含め、これらを正式にサポートしていたのは、SQL:1999 までです。標準 SQL:2003 では、TRUE や FALSE といった真理値用に BOOLEAN
型が維持されています。
ビット文字列配列によって提供される機能は、多くのインスタンスで役に立ちます。標準 SQL:2003 からはBIT VARYING
型がなくなったとはいえ、SQL Anywhere では、version 10 以降でBIT VARYING
型をサポートしています。BIT VARYING
用の追加のショートハンドのVARBIT
とともに以下の型の宣言がビット文字列配列用にサポートされています。
BIT VARYING [ ( length ) ]
LONG BIT VARYING
長さが指定されていない場合には、デフォルトでは 1 に設定されています。LONG BIT VARYING
カラムは、最長 2GB の BLOB で構成されています。
SQL Anywhere では、単一の値の BIT
型は、標準 SQL の BOOLEAN
型のシノニムとして使用することが可能です。
BIT VARYING スカラと集合関数
BIT VARYING
とLONG BIT VARYING
型は、以下のスカラ関数を使用して操作することが可能です。
BIT_LENGTH()
– ビット文字列の長さを返します。この関数は、文字列のビット数を返すSQL:1992 からの BIT_LENGTH() 関数と同じセマンティクスは持っていないことに留意してください。そのため、以下のクエリでは、
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