TECHNOLOGY

Tips !(使用上のテクニック)

対象バージョン : Adaptive Server Anywhere 6.0、7.0
対象OS : Windows95/98/ME ,WindowsNT/2000

ST0107014

SQL RemoteでSMTP接続ダイアログを表示させたくない場合の設定方法
 (WindowsCE/SMTPメッセージタイプ)

Tips !

SQLRemote 設定手順

    1. CE機にASAをインストール
    2. WinNT4.0/CEメッセージファイルの設定

SQL*REMOTEのFTPメッセージタイプ用のアドレスとして、”master@sybase.co.jp”/”remote@sybase.co.jp”で設定してみました。

    1. SQLRemoteの設定

SMTPメッセージタイプにて、通常通りSQLRemoteを設定してください。その際に、ファイルのアドレスとしては、フォルダ名を指定して下さい。

    1. リモートDBの抽出

CentralよりリモートDBを抽出してください。

    1. リモートDBへのISQLからの接続

ISQLからリモートDBに接続します。この時、DBA権限を持つユーザーIDとパスワードで接続して下さい。

    1. リモートオプションの設定方法

SET Remote文を使用します。(ISQL)
(例)

Set Remote SMTP Option smtp_host= 'xxxx.xxxx.co.jp';
Set Remote SMTP Option pop3_host = 'xxxx.xxxx.co.jp';
Set Remote SMTP Option pop3_userid = 'UserID':
Set Remote SMTP Option pop3_password = 'Password';

オプションの詳細については下記のオンラインヘルプを参照して下さい。

レプリケーションおよび同期ガイド 
第 3 部 SQL Remote 
第 18 章 SQL Remote の管理 
メッセージ・タイプの使用
smtpメッセージ・システム

    1. リモートDBをCE機上にコピー
    2. HOST機、CE機双方からdbremote.exeを起動

全て正常(ミスタイプ等無く)に設定されていた場合、以上で終了となる。

何らかの理由により、一度SYSREMOTEOPTION上に値が設定された場合は、SET REMOTEオプション文を利用し、値のクリアもしくは正しい値での再設定が必須となります。

 SET Remote文は、Windows CE以外のWindows系PCでのSQL RemoteのSMTPメッセージタイプのリモートオプション設定に使用できます。