TECHNOLOGY

Tips !（使用上のテクニック）

対象バージョン ： Adaptive Server Anywhere 6.0.x、7.0.x
対象OS : Windows95/98/ME ，WindowsNT/2000

ST0109017

TCP/IP プロトコルの使用

Tips !

TCP/IP は、元来、カリフォルニア大学バークレー校 (University of California at Berkeley) が BSD UNIX 向けに実装したプロトコル・スイートでした。TCP/IP は、Internet および WWW の普及に伴い広く使用されるようになりました。
さまざまな TCP/IP を適切に導入するためには、特定のデータ・リンク・ドライバに依存します。
たとえば、NetWare 用の TCP/IP は ODI ドライバに依存します。

NetBEUI や SPX/IPX とは異なり、TCP/IP プロトコルは、特定のソフトウェア・ベンダに関連付けられていません。
さまざまなベンダから利用可能な TCP/IP の実装、およびさまざまな TCP へのプログラミング・インタフェースが多数あります。
結果として、Adaptive Server Anywhere は、各プラットフォーム上で特定のTCP/IP 実装だけをサポートします。
詳細については、オンライン・ヘルプの各プラットフォームのサブ・セクションを参照してください。
すべての TCP/IP 実装は、実際に同一のプロトコル・スイートを実装しているため、すべて互換性があります。

UDP は、トランスポート・レイヤのプロトコルです。これは IP の最上部のプロトコルです。Adaptive Server Anywhereでは、初期サーバ名解析、および接続と通　信用のTCPの実行にIPの最上部のUDPを使用します。