TECHNOLOGY
Tips !(使用上のテクニック)
対象バージョン : Adaptive Server Anywhere 6.0、7.0、8.0
対象OS : WindowsCE
ST0210032
CE機単体でテーブルの検証をする方法。
Tips !
システムプロシージャに ’sa_validate’ というプロシージャがあります。 これを使用することで、CE単体でもテーブルの検証をすることができます。
【構文】
(ver 6.0x)
sa_validate
(ver 7.0x, ver 8.0x)
sa_validate [ tbl_name, ] [ owner_name, ] [ check_type ]
tbl-name 指定したテーブルだけを検証します。NULL (デフォルト) の場合は、すべてのテーブルを検証します。
owner_name 指定したユーザが所有しているテーブルだけを検証します。NULL (デフォルト) の場合は、すべてのユーザのテーブルを検証します。
check_type NULL (デフォルト) の場合は、各テーブルは VALIDATE TABLE 文を使用して検証され、その他の検証は行われません。check_type の値は、次のいずれかです。
data WITH DATA CHECK を使用してテーブルを検証する。
index WITH INDEX CHECK を使用してテーブルを検証する。
full WITH FULL CHECK を使用してテーブルを検証する。
express(ver 8.0xのみ) WITH EXPRESS CHECK を使用してテーブルを検証する。
引数 tbl_name、owner_name、check_type の値はすべて文字列なので、引用符で囲んでください。
プロシージャは、msg という 1 つのカラムを返します。
すべてのテーブルが有効である場合、カラムには「No errors detected」と表示されます。
注)このプロシージャはCE以外でも動作します。