TECHNOLOGY
Tips !(使用上のテクニック)
対象バージョン : 9.0.x
対象OS : 全て
ST0611057
インデックス・ヒントの使用
Tips !
SQL Anywhereのオプティマイザはコストベースなので、クエリのアクセス・プランは自動的に決定されています。
(つまりクエリがインデックス・スキャンになるのか、逐次テーブル・スキャンになるのかは、Anywhereにより決定されています。)
通常、自動的に決定されたアクセス・プランが使用されることで問題はありませんが、稀にオプティマイザが決定したプランでは十分なパフォーマンスを得られないという場合があります。
このような場合、インデックス・ヒントを使用することにより、アクセス・プランを明示的に指示し、より最適なプランを強制することができます。
インデックス・ヒントを使用するには、FORCE INDEX または WITH ( INDEX () ) 句をクエリに追加します。
(例)
SELECT ~ FROM テーブル名 FORCE INDEX( インデックス名 ) WHERE 述部
インデックス・ヒントの詳細につきましては、以下のオンラインマニュアルを参照してください。
ASA SQL リファレンス・マニュアル
SQL 文
FROM 句
※注意:インデックス・ヒントはクエリ・オプティマイザを上書きするため、経験のあるユーザのみ使用してください。インデックス・ヒントを使用すると、次善のアクセス・プランが使用され、パフォーマンスが低下することがあります。